ブラックジャックの基本、カードカウンティングについて

ここでは基礎的なものから高度なものまで、ブラックジャックのテクニックとその使い方を紹介していきます。ブラックジャック中の意思決定の指針になることでしょう。

ブラックジャックが他のカジノゲームと異なる点は、プレイヤー自身の選択で手札が決まり、結果としてゲームの勝敗まで左右する点です。これは最大のアドバンテージであるともいえます。長期的な勝ちを求めるならば、このアドバンテージを活かしていくのがいいでしょう。

ブラックジャックの戦略

基本的なアプローチとして、ディーラーの手札も考慮に入れた上で、これまでどのカードが配られたかを把握しておくというものがあります。ブラックジャック初心者にありがちなことは、気が大きくなってバストしてしまうこと。ですがシンプルなテクニックを活用することで勝率を上げることができます。

カジノで遊んでいるうち、一部のゲームにはハウスエッジが設定されていることがわかってくるでしょう。通常ブラックジャックのハウスエッジは、プレイヤーがプレイ中に適切な基本戦略を用いた場合、およそ0.5%となります。これはカジノのハウスエッジとしては最低ライン。100ドルのベットごとにカジノ側に0.5ドル入る計算になります。

プレイヤー側が戦略を使わない場合、ハウスエッジは2.5%以上にまで上がります。100ドルのベットごとに2.5ドル以上カジノ側に入る計算になるので、基本戦略が重要になるのです。

基本戦略を使うべき理由は明白ですね。

ただ、そうするとカジノ側の不利益になるのもまた事実。カードカウンティングは違法であると明示されてはいないものの、利益を損ねる可能性のあるカードカウンティングを禁止しているカジノは数多くあります。

カードカウンティング

カードカウンティングとは簡単に言えば、ブラックジャックのゲーム中に配られたカードを記憶しておくというものです。ほとんどのカジノではラウンドごとに配られるカードの枚数が限られているため、今後何のカードが配られるかの見当がつくのです。カードカウンティングではまず、デッキ内のカードに-1、0、+1の数字を割り振っていきます。2~6のカードは通常+1となり、7、8、9は0、そして10からエースまでが-1となっているため、+1のカードの種類が一番多くなります。カードが配られる際、この基準に沿ってデッキ内に残るカードを記憶しておきます。デッキを複数使うゲームの場合は、デッキ全体を使われているデッキの数で割る必要があります。

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